横浜市場センター 外販営業 営業推進1部
横浜丸中グループで働く社員のインタビュー記事です。横浜市場センターで大手スーパーとの取引を担当する外販営業(営業推進1部)の社員に、仕事内容や1日のスケジュール、仕事のやりがいなど語ってもらいました。
2016年入社 新卒採用
Y.Y
横浜市場センター株式会社
外販営業 営業推進第1部主任
日本の農業を支えたい
新たな青果を自分で開拓・提案できることがやりがいです
2016年、横浜丸中青果株式会社に入社。
2018年、横浜市場センター株式会社に転籍。
産地と協力した付加価値の高い青果の開拓・提案に力を注ぐ。
入社の理由
企業理念に共感しました
私は、大学で農業を学んでおり、日本の農業をなんとかしたいという想いがありました。そのため横浜丸中青果の企業理念である「日本の農業を活性化し、日本の食を守ります」には、大きな興味・魅力を感じました。自分が野菜や果物を生産者さんから高く買うことができれば生産者さんは喜びます。それらの商品を量販店さんがより付加価値のあるものとして、消費者の方々に販売できる仕組みを作りたいと考えていました。
仕事内容
量販店(スーパー)に向けて、青果を仕入れ、販売します
横浜丸中グループの仲卸である横浜市場センターで、量販店(スーパー)向けに青果を仕入れ、販売する仕事を担当しています。また、担当するスーパーの顧客層やニーズに合わせて、新規商品を開拓することもあります。ちょっと高級な野菜やめずらしい果物が好まれるチェーンには、各地の産地を訪問し、まだ一般には知られていない青果を開拓して提案するなど、工夫しています。
たとえば宮崎県の伝統野菜「佐土原なす」は、「幻のなす」と言われていますが、私が担当する量販店に提案し、関東の消費者の方に認知されるきっかけとなりました。
仕事のやりがい
自分が開拓した野菜が店頭に並んだ瞬間に
喜びとやりがいを感じます
全国の産地で見つけてきた商品が、新たに量販店の新規商品として登録されて、店頭に並んだ瞬間に喜びとやりがいを感じます。
埼玉県の深谷ねぎを、担当する量販店のプライベートブランド品として採用いただいたことがあるのですが、ご当地キャラクターのふっかちゃんを招き、試食販売も実施できた時はなんともいえない達成感がありました。将来的には農協・生産者組合・市町村・量販店・市場すべてをからめた仕事を作れるよう成長していきたいと思います。
横浜市場センターの好きなところ
産地訪問、新商品開拓にも積極的にチャレンジできる
自分のやりたいことをやらせてもらえる雰囲気が気に入っています。たとえば、産地を訪問しての新規商品の開拓も、自分がどうしたいのかをきちんと説明すれば、比較的に自由に行かせてくれます。自分の提案が活かせるので、「日本の農業を活性化したい」など、想いがある人にはやりがいのある環境だと思います。
仕事をするうえで大変なこと
扱う商品は自然のもの。教科書通りにはいきません
青果の仕入れは天候や災害に左右されるため、ときには商品が極端になくなってしまうことがあります。量販店を担当しているため、商品が集まらないときには夜も眠れないほど心配することもあります。そういう時は、全国各地に電話をして商品を集めるのですが、台風で流通がストップし、自分で配車を組んで配送したときもありました。
青果は自然現象によって質も量も変動するため、教科書通りの決まった対応方法はありません。どんな場合にも臨機応変に対応するためには、経験を積むことが重要です。
そのために、日頃から上司や先輩のやり方をよく見たり、報告・連絡をしっかり行うことで、自分が経験したことがないケースでも対応できるようにしています。
外販営業の1日のスケジュール例
出社
前日に発注した商品が到着しているため、その数量や品質を確認します。流通部門や量販店に合わせた加工を行う部門と、夜間に出荷する内容について打ち合わせをします。
営業提案・情報収集
担当する量販店に対し、翌日から来週にかけての商品提案を行います。 各産地・各市場の市況・状況を確認し、仕入れのための情報を収集します。
昼休憩
受注作業・注文の確認
提案した商品に対し、顧客から翌日以降の受注を受け付けます。
入力作業をしたり、注文の確認をしたりします。
発注業務
横浜丸中青果などの仕入れ先に、発注をします。
退勤
翌日の業務準備をしてから退勤。
商談で外出した際は、出先から直帰することもあります。
【産地訪問】
商品である青果がどのようにできているか、提案の引き出しを増やすため、産地にも頻繁に訪れます。現在は、感染症対策のため移動を控えていますが、通常では週1回は産地を訪問しています。