職種別仕事紹介
横浜丸中グループでは、青果の集荷から加工・販売など青果流通におけるさまざまな業務に対応しています。グループ各社の代表的な職種の仕事内容を、1日のスケジュールをもとに紹介します。
職種別・仕事内容の紹介
横浜丸中グループでは、市場営業（横浜丸中青果株式会社）、営業アシスタント（横浜丸中青果株式会社）、外販営業（横浜市場センター株式会社）の新卒採用を行っています。
青果の価格は需給バランスで決まります。売り手と買い手、両者のニーズをどのように調整し商談をすすめるのか、戦略を考えることが営業職の醍醐味です。経験を積み、大きな金額の取引を任されるようになると、そのプレッシャーも大きくなります。しかし、920万人の神奈川県民の食を支えているやりがいや、自分が関わった商品をお店で見るときの喜びはひとしおです。
卸売業界は、卸売市場法の改正や消費者ニーズの多様化などにより、変革の時期をむかえています。この変革の流れにのり、既成概念にとらわれず、何事にも前向きにチャレンジしてくれる仲間を募集しています。
市場営業の仕事（横浜丸中青果株式会社）
市場営業の仕事は、野菜や果実の担当品目を受け持ち、産地（出荷者）から青果を仕入れ、仲卸や売買参加者に対し必要な商品を必要な数量売ることがメインです。仕入れる青果の数量や品質は、天候などによって左右されますが、仲卸や小売業者の要望にも応える必要があります。需給のバランスを見極め、産地（出荷者）・販売先双方と信頼関係を継続できる取引を組み立てることが重要です。
1日の仕事の例
検品
夜中のうちに届いた担当商品が、発注した通りの
品質・数量で届いているかチェック。
セリ・価格交渉
現在は、販売先と1対1で価格交渉をする「相対取引」が増えているが、品目によってはセリを行う場合もあります。
配達・商談
販売先である場内の仲卸にフォークリフトや台車などで商品を配達し、産地の状況や翌日の注文等の商談をします。
場内の事務所へ移動。
事務作業
その日売れた商品の価格、販売先、数量な
どの情報を専用の基幹システムに入力し、
データベース化（この作業を仕切りといい
ます）。
市場での現場の仕事だけでなく、パソコンでの入力やメールなどの作業も意外とあります。
販売報告
出荷者である農協の担当者や農家さんへ今日の販売金額を電話やメールで報告。
新型コロナウイルスの影響で、産地を直接訪問する機会も減っており、営業は電話やメールが中心。オンライン商談をすることもあります。
休憩
夕方
15:30頃から、翌日の商品の仕入れ情報や
販売先から予約が入りはじめます。
翌日の仕入れ・注文情報の収集
農協や農家さんからの出荷連絡や、購入したい仲卸から予約注文が入ります。
これらの連絡の受付や入力作業は営業アシスタントが中心になって行います。市場営業は仕入れ状況や予約状況を把握し、分荷（どの販売先にどのくらいの数量を売るか）の指示を出します。
退社
ここが大切！
市場営業は、担当品目が決まっており、毎日同じ生産者さんや販売先のお客様と接するため、信頼関係を築くことがとても大切です。雑談なども交えてコミュニケーションを深めることに始まり、日々誠実に仕事をする姿勢が評価されます。
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営業アシスタントの仕事（横浜丸中青果株式会社）
営業アシスタントは、朝が早い市場営業の夕方以降の業務をサポートする役割で、事務作業が中心です。通常、配属先の市場営業2～3名のサポートを担当します。営業アシスタントは午後から出勤し、翌日の仕入れ情報・注文情報を整理して営業に伝えます。チームで仕事をする体制を作ることで、会社全体の働き方改善を図っています。
1日の仕事の例
出勤
市場内の事務所に出勤します。
通常は午後からの出勤ですが、都合により朝から出社し、営業の仕切り入力をサポートする社員もいます。
相場の確認
営業が専用端末に入力した仕切り情報を確認し、今日の相場を頭に入れます。
夕方
翌日の商品の仕入れ情報や販売先から予約が入り
はじめます。
翌日の仕入れ・注文情報の収集・入力
農協や農家さんからの出荷連絡や、購入したい仲卸から予約注文が入るため、連絡を受け取り、情報を基幹システムに入力して整理します。
夜
営業と連絡をとり、分荷の内容を確認します。
営業へ連絡
情報をとりまとめ、営業へ連絡（朝が早い営業は、帰宅しています）、翌日の仕入れ情報・注文情報を伝えます。営業から分荷（どの販売先にどのくらいの数量を売るか）の指示を受け、基幹システムに入力します。
営業のタイプを把握し、その方に合ったサポートを見つけていくこと、営業から信頼され仕事を任せてもらえる関係性を築くことが大切です。
入力・伝票処理
翌日の分荷の内容をシステムに入力、伝票処理を行います。
市場営業から頼りにされ、ありがとうと感謝される機会が多いことが魅力です。これまで市場営業が一人で担当していた業務をシェアしてサポートするので、改善できる余地はさまざま。業務の効率化を考えて上司に提案し、その提案を取り入れてくれる風通しのよさがあります。
退社
ここが大切！
卸売市場の仕事と言っても、営業アシスタントに求められる能力や役割は、一般企業で求められるものと大きく変わりません。人のサポートをすることが好きな人、改善点を見つけることが得意な人、営業の会話を聞き先回りして動ける人、マルチタスクが得意な人などが向いています。
今後は、会社全体の働き方の改善のため、営業アシスタントが受け持つ仕事の幅を広げていきたいと考えており、やる気次第でさまざまな仕事にチャレンジできる環境です。
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外販営業の仕事（横浜市場センター株式会社）
外販営業は、横浜市場センター株式会社の営業職です。グループの横浜丸中青果株式会社をはじめとする卸や契約産地から青果を仕入れ、スーパーやコンビニ、業務加工業者、給食センターなどのお取引先の要望に合わせて一次加工（カットやパッケージング）をして販売します。消費者に近い仕事であり、売り先に並ぶ商品の想像がつきやすいのが特長です。
1日の仕事の例
出社
市場内の事務所に出勤します。
物流の状況を確認
小売業者や業務加工業者への青果の納入は24時間365日続きます。出社後は、まず自分の取引先に指定した商品がちゃんと運ばれているか、品質や数量に関するクレームはないかなどを確認します。
仕分け・パック詰め状況の確認
自分が担当するお客様の商品の仕分けやパック詰めの状況を確認します。コールドチェーンにより、流通のどの段階でも徹底した温度管理で鮮度を保ったまま、すばやく仕分けや加工を行い、配送できます
横浜市場センターは、外食チェーン・スーパーマーケット・コンビニエンスストア・テーマパークなどのお客様に大量に供給できる設備を整えていることが特長です。外販営業は、担当の取引先を持って活動します。
昼食
取引先からの注文の受付
取引先から注文が入ったら、商品の仕分け・加工・配送の指示を出し、流通をコントロールします。
発注先はグループである横浜丸中青果株式会社が中心ですが、都合により必要な商品量を仕入れられない場合は、独自のルートで契約した産地から直接仕入れることもあります。
退社
ここが大切！
外販営業の仕事は、ユーザー（一般消費者）の方々へお届けする商品に近い、重要な仕事です。毎日お客様のところに訪問する営業スタイルではありませんが、お客様が求める品質の品物を納められなかった場合は、契約が打ち切られる可能性もあります。そのため、欠品させない、時間通りに納品する、品質を担保するなど、日々の仕事を通してお客様との信頼を積み重ねることが大切です。
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